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トップメッセージ 持続可能な社会の発展に向けて

当社の事業とCSR

2015年9月に国連で「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」が採択され、続いて同年12月にはフランスで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)において地球温暖化対策の新たな枠組みとなる「パリ協定」が合意に達し、国際社会は持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。

こうした国際社会における取り組みを踏まえ、私たち住友化学グループでは、本年スタートした新たな3カ年の中期経営計画においても、CSR(企業の社会的責任)の意義を改めて強調し、引き続き「環境・エネルギー」、「ICT」、「ライフサイエンス」を中心とした分野に経営資源を投入してまいります。そして、総合化学会社として当社グループが長年蓄積してきた技術やノウハウを最大限に活用し、革新的な技術や製品を世界に送り出すことで、新たな価値を生み出していきたいと考えております。

環境問題への具体的対応といたしまして、住友化学グループは、温室効果ガスの排出の抑制や省エネルギーに資する製造プロセス、環境・安全・品質により配慮したさまざまな製品の供給を通じて、環境負荷を低減させる取り組みを継続して行っております。そして、こうした取り組みをさらに加速させるため、2015年4月にはエネルギー・機能材料部門を新たに発足させ、環境・エネルギー分野の課題解決に貢献する事業の育成に注力しています。

また、食糧問題への対応においては、化学農薬をはじめ、微生物農薬、飼料添加物など、当社グループの持つ革新的な技術を生かした多岐にわたる事業およびサービスを提供することで、世界的に需要が高まる安全・安心な食糧の安定供給に貢献していきたいと考えております。

事業を支える人づくり

住友化学では、新たなイノベーションを生み出し、持続的な発展を実現するために重要となる資源の1つが「人材」であると考え、当社グループの事業を支える人材の育成、ならびに、そのために必要となる環境の整備に取り組んでおります。

具体的には、グループ役職員一人ひとりに対し、当社グループ経営の根幹をなす企業理念および企業行動憲章に関する研修を実施することで、これらの指針を日々の業務の中で実践していくことができる人材の育成を図っております。

また、多様な人材が個々の能力を最大限に発揮し、やりがいと働きがいを持って生き生きと働くことのできる環境を実現するため、育児・介護などの大きなライフイベントを迎えた従業員へのキャリア継続支援の取り組みをはじめ、ワーク・ライフ・バランス推進に資する人事諸制度の充実に努めております。

さらに、「安全をすべてに優先させる」という強い意志のもと、全役職員が安全行動の徹底に取り組むとともに、当社グループ全体の安全活動の一層のレベルアップを図っております。そして、国内外のグループ会社のレスポンシブル・ケア(RC)責任者が参加するグローバルミーティングや、各製造拠点の従業員が集う安全大会における研修や演習を通じて、当社グループの安全を担う人づくりを継続して行っています。

「信用を重んじ確実を旨とする」

住友化学は行動規範の中心に「住友の事業精神」を据え、これまで100年余りにわたり事業を継承してまいりました。「住友の事業精神」の根本は、「信用を重んじ確実を旨とし」という言葉が示す通り、社会からの信頼を大切にするということです。

住友化学グループといたしましては、「住友の事業精神」をこれからも実践し、さまざまなステークホルダーの皆さまと緊密に連携し、当社グループ一体となって、幅広い事業活動を継続していきたいと考えております。そして、化学の創造的な力を最大限に発揮し、人々の暮らしを支える革新的な製品を世界に送り出すことで、社会から信頼される総合化学企業として成長を続けるとともに、持続可能な社会の発展に向けて引き続き貢献してまいります。

今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。