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研究報告

住友化学 技術誌 2017(2017年7月31日発行)

樹幹害虫防除剤 ロビンフッド®の開発

ロビンフッド®は、フェンプロパトリン(fenpropathrin)0.02%を有効成分とし、果樹などの樹の中を加害する「樹幹害虫」の孔道内に薬液を噴射して防除する新規エアゾール剤である。本製剤はコンパクトな形状ながら多岐に渡る樹幹害虫に対して広く防除効果を示し、操作性よく、簡易かつ効率的に樹幹害虫を防除することができるという特長を兼ね備える。本稿では、近年、被害が拡大する樹幹害虫の防除技術の開発につき、2016年に本製剤を上市するに至るまでの開発経緯と実用効果および使用上の注意点などについて紹介する。
( page 4~16 by 佐藤 隆士、佐藤 直樹 )

極低消費電力集積回路のための次世代デバイス向けエピタキシャル基板の研究開発

近年の情報の高速化・大容量化により、情報処理における低消費電力化が大きな課題となっている。そこで、従来の動作原理に基づくトランジスタに代わり、新しい動作原理に基づいて、より低消費電力で動作可能なトランジスタの開発が期待されている。そのような次世代トランジスタとして注目されているのがトンネルトランジスタである。本稿では、近年研究開発が進んでいるIII-V族化合物半導体をベースとしたトンネルトランジスタ等、次世代デバイス向けの化合物半導体エピタキシャル基板に関し、その開発動向を紹介する。
( page 17~25 by 横山 正史、山本 武継 )

業務革新に向けた人工知能活用の考察

近年、人工知能の発展が目覚ましい。化学業界においても、医療分野における人工知能を活用した創薬をはじめ、人工知能を活用した業務革新の波が来ている。住友化学(株)は、今中期計画において、「IoT時代に対応したデジタル化による抜本的な業務革新の実現」を目指している。この中においても、人工知能もデジタル化技術の一つとして検証を進めている。本稿では、人工知能の現状および住友化学(株)での取り組みをもとに、今後の業務革新に向けた人工知能の活用について考察する。
( page 26~34 by 本田 仁 )

【技術紹介】炭素鋼鋼管の高速検査技術 -磁束抵抗法 (MFR:Magnetic Flux Resistance)-

【技術紹介】幹細胞を利用した代替法開発 -in vitro 神経毒性評価法-

【技術紹介】患者由来iPS細胞を用いた進行性骨化性線維異形成症(FOP)の病態解明

【技術紹介】抗体部位特異的RI標識技術

【技術紹介】有機ELデバイス製造におけるプロセス汚染評価の重要性 -真空チャンバー由来の不純物評価-

【技術紹介】車両用ABS樹脂の開発動向

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