アジア・パシフィック地域のマラリア防除のための支援について
2014年04月25日
住友化学株式会社
住友化学は、このたび、アジア・パシフィック地域のマラリア防除を目的とする組織「AsiaPacific Malaria Elimination Network(APMEN)」に15万ドルを寄付することといたしました。
「APMEN」は、アジア・パシフィック地域におけるマラリアの根絶を目指して活動し、特にマラリア原虫に着目して調査研究、対策を推進しています。蚊帳による防除を働きかける一方で、薬剤散布などによるボウフラや蚊の駆除、抗マラリア薬に耐性を示すマラリア原虫に有効な予防ワクチンの開発などに取り組んでいます。
現在、アジア・パシフィック地域では、年間約2800万人がマラリアに感染しており、アフリカに次いで感染者数が多く、その対策が求められています。「APMEN」は、これまで国際機関などがアフリカで注力してきたマラリア防除の取り組みを、アジア・パシフィック地域において展開する計画です。住友化学は、マラリア予防用の蚊帳「オリセット®ネット」を製造・供給するほか、これまでもマラリアの防除や根絶を目的とするさまざまな活動を支援してきており、このたび、「APMEN」の活動の趣旨に賛同し、寄付を決定いたしました。
住友化学は、関係諸機関との連携も図りながら、今後もマラリアの防除や根絶に向けた取り組みを積極的に支援してまいります。
以上
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