米国におけるモンサント社との雑草防除分野での協力関係の強化について

2014年11月11日

住友化学は、このたび、米国の大手種子・バイオ・化学メーカーであるモンサント社との間で、2010年10月に構築された米国における農作物保護（雑草防除）分野における戦略的協力関係を強化することに合意し、契約を締結しました。

モンサント社は世界的な除草剤ブランドである「Roundup^®」と、同剤への耐性を付与したさまざまな遺伝子組み換え作物である「Roundup Ready^®」の種子を組み合わせた効果的、経済的かつ簡便な雑草防除体系である「Roundup Ready PLUS^®」を推奨しています。一方、住友化学がグローバルに開発・販売を進めているフルミオキサジンなどの除草剤は、「Roundup^®」の有効成分であるグリホサートに抵抗性を持つ雑草に有効で、2010年以降、米国において、当社100％子会社であるベーラントU.S.A.社の除草剤製品群が同体系に組み込まれ、難防除雑草の抑制に大きな成果を上げてきました。

今回の合意によって、モンサント社の雑草防除体系に組み込まれる、ベーラントU.S.A.社の製品群の範囲が拡大されることになりました。これによって、より広範な農家がこの雑草防除体系で推奨される除草剤を使用することが可能となります。

住友化学は、今回のモンサント社との戦略的協力関係の強化により、農家が抱えるさまざまな雑草問題の解決に貢献し、当社の米国における農薬事業を一層拡大させてまいります。

以上

• 本件は、モンサント社の本社があるミズーリ州セントルイスにおいて、現地時間の11月10日9時（日本時間：11日0時）に、3社の連名により添付文書の内容を発表しております。
  「Monsanto,Sumitomo Chemical and Valent Extend Crop Protection Collaboration」

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