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健康・農業関連事業研究所に合成研究棟を新設

2016年04月04日

住友化学は、このたび、健康・農業関連事業研究所(兵庫県宝塚市)内に、新たに合成研究棟を建設することを決定いたしました。

新設する合成研究棟は、健康・農業関連事業部門のグローバルな研究開発の拠点として以下のコンセプトに基づいて設計する計画です。

住友化学は、日本、米国、フランスに農薬の研究開発拠点を有し、2016年度中には世界最大の農薬市場であるブラジルにも拠点を開設する予定です。農薬の新たな有効成分を迅速かつ継続的に創出していくために、今後も、グローバルな研究・開発体制を強化してまいります。

コンセプト

  1. 合成研究機能の集約による、研究開発の加速
    分散していた農薬探索研究と工業化検討の合成研究機能を集約することで、製品開発の効率化・迅速化を図ります。
  2. 創造的な研究環境の充実による、独創的な製品の創出
    研究者の活発なコミュニケーションと情報共有を促すため、多目的スペースやラウンジの配置など空間設計を工夫し、独創的な製品を生み出す環境とします。
  3. 研究所活動の中心的存在となる施設
    研究所敷地の中心に立地させ、応接機能や多目的会議スペースを集中的に配置します。あわせて免震構造や非常用設備を導入し、大規模災害時の指揮センターの機能も担います。
  4. 環境への配慮
    周辺環境や省エネルギーにも配慮した設計とします。

新合成研究棟の概要

所在地 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号
規模 地上6階建
延床面積 約10,000m2
稼働開始 2018年6月

以上

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コーポレートコミュニケーション部
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