十倉 雅和 社長 年頭あいさつ要旨
2018年01月04日
昨年は、幅広い分野でAIの導入・活用が進んだ年であった。IoTによって集められた膨大なデータがAIによって解析され、さまざまな形でわれわれにフィードバックされることにより、新たな価値やソリューションが社会や産業にもたらされるようになりつつある。日本では、「Society5.0」が提唱されたが、こうした新たな社会、およびその実現の過程では、取り巻く事業環境や社会からのニーズも大きく変化する。今後起こるであろうドラスティックな変革の中で当社が着実に事業を継続・発展させていくために、皆さんには、次の3つのことをお願いしたい。
1.社会から信頼される企業であり続ける
これからも「社会から信頼される住友化学」であり続けるために、自分の仕事を通して「事業を通じた社会への貢献」を実践していくことを常に意識し、日々の業務に取り組んでほしい。
2.コンプライアンスの徹底、安全・安定操業の確立と継続
コンプライアンスと安全は、事業活動の根幹であることを今一度肝に銘じて行動していく。また、その基盤となる職場内のコミュニケーションや風通しの良さ、自由闊達に意見交換できる風土を大切にしてほしい。
3.柔軟な発想と高い実行力でイノベーションの創出に貢献する
変化に対する感受性を高め、社会の変化の波をいち早く、確実にとらえるとともに、柔軟な発想と必ず実現するという強い意志で、イノベーションの創出に取り組んでほしい。
当社は、「住友の事業精神」を決して変わることのない経営の根幹としながら、時代の変化を先取りし、積極果敢に事業の変革に取り組んできた。不確実性の増す事業環境の中にあっても、守り続けるべきものはさらに強化しながら、常に新たな挑戦を続けることで、持続的な価値創造と社会課題の解決を目指していこう。
以上
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