健康・農業関連事業における中南米地域の体制を強化 ～住友化学チリ、本格始動～

2019年08月21日

住友化学は、このたび、中南米地域における農薬および飼料添加物メチオニン事業の体制強化のため、チリ共和国の首都サンティアゴで、住友化学チリ社の運営を本格的に開始いたします。

住友化学は、これまで、健康・農業関連事業のメキシコおよびブラジルを除く中南米地域における物流面の調整や与信管理、運転資金管理などの業務を、東京本社や米国の当社グループ会社であるベーラント・バイオサイエンス（以下、「VBC」）が行ってきました。そうした中、近年の中南米地域での農薬とメチオニンの需要拡大に伴い、VBCの子会社としてチリで農薬の販売をしてきたVBCチリ社を改組して、住友化学チリ社とし、東京本社やVBCが担ってきたそれらの業務を集約させることとしました。より現場に近いところに機能を集めることで、中南米地域における事業運営の効率化や意思決定の迅速化を図り、さらなるサービスの向上と拡販を目指します。

なお、メキシコを除く中南米地域の健康・農業関連事業部門の販売企画やマーケティング、研究開発などの地域統括機能は、従来どおり住友化学ブラジル社が果たします。

住友化学は、このたびの体制強化により、さらなる成長が見込まれる中南米地域での健康・農業関連事業の拡大を進め、安全・安心な食料の安定供給に貢献してまいります。

以上

住友化学チリ社の概要

会社名	Sumitomo Chemical Chile S.A. （2019年5月商号変更）
所在地	チリ共和国サンティアゴ市
設立	2000年4月
社長	Andreas Gathmann
事業概要	農薬の登録・販売、飼料添加物の販売等

住友化学ブラジル社の概要

会社名	Sumitomo Chemical do Brasil Representações Ltda
本社	ブラジル連邦共和国サンパウロ州
設立	1975年6月
会長	Juan Ferreira
事業概要	農薬、飼料添加物、生活環境関連製品の開発・普及・販売

健康・農業関連事業における中南米地域の事業拠点

*　住友化学エクアドルに商号変更予定

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