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為替先物予約における「Refinitiv FXall®」と「CLS決済」を導入 ~為替リスクヘッジの業務効率化を推進~

2021年05月10日

住友化学は、このたび、為替リスクヘッジに関わる業務の効率化を目的に、為替先物予約の電子取引プラットフォーム「Refinitiv FXall®」、および金融機関ごとに行われていた資金決済を一行にまとめる「CLS決済(Continuous Linked Settlement)」を導入いたしました。

リフィニティブ社が提供するRefinitiv FXallは、為替先物予約の締結において、複数金融機関が提示する条件の比較から、予約締結および書面確認までの一連の作業を全てオンライン上で実行できる電子取引プラットフォームです。本システムの導入により、予約条件の改善や業務効率の向上、ペーパーレスを実現します。また、CLS銀行が提供するCLS決済は、主に銀行間の為替取引における決済リスク削減や資金効率改善を目的に利用されている決済方法です。今回、為替先物予約の資金決済において、株式会社三井住友銀行の「CLSサードパーティサービス」を通じてCLS決済を利用し資金決済の窓口を一行にまとめることで、決済件数の削減をはじめとする業務プロセスの簡略化を図ります。住友化学は、これらのシステムの導入に伴い、これまで事業部ごとに行っていた為替リスク管理業務を財務部に集約し、為替リスクヘッジ比率の向上を図るととともに、業務の抜本的な効率化を進めます。

住友化学は、2019~21年度中期経営計画の基本方針の一つに「デジタル革新による生産性の飛躍的向上」を掲げています。引き続き、デジタル技術を活用し、間接業務における効率化と質の向上を目指してまいります。

※ 三井住友銀行を含む各国民間銀行79行(21年3月時点)の出資により、02年9月に業務を開始した決済専門銀行

以上

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