持続可能な社会の実現に貢献する「Sumika Sustainable Solutions」に3製品を新たに認定

2021年07月19日

住友化学は、このたび、今年で6年目となる持続可能な社会の実現に向けた取り組み「Sumika Sustainable Solutions（スミカ・サステナブル・ソリューション、以下「SSS」）」において、新たに3つの製品を認定いたしました。これにより、認定製品・技術数は57、売上収益は約4,630億円（2020年度）となりました。

今回認定された製品は、リチウムイオン二次電池の性能向上に大きく寄与する正極材とその元になる前駆体、意匠面の塗装工程を省略することができるエアバッグカバー用ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー（TPE）、住宅の建材や布団の中綿、衣服などに用いることで居住空間や寝床内、衣服内を適切な温度に保つことができる樹脂製蓄熱材（「ヒートレージ^®」および「コンフォーマ^®」）で、省エネルギーやGHG排出削減に貢献するものです。

住友化学は、16年から温暖化対策や環境負荷低減などに貢献する当社グループの製品・技術を第三者機関による検証の上、SSSとして自社で認定し、その開発や普及を促進する取り組みを行ってきました。現中期経営計画の最終年度である21年度までに、認定製品・技術の売上収益を5,600億円へと倍増させることを目指しています。

住友化学は、総合化学メーカーとしてこれまで培ってきた多様な技術を生かし、引き続きグループを挙げて、持続可能な社会の実現に貢献するソリューションの創出に取り組んでまいります。

ご参考

「Sumika Sustainable Solutions」に新たに認定された製品

ソリューション	特徴	SDGsへの貢献
リチウムイオン二次電池用正極材／前駆体 （住友化学／㈱田中化学研究所） （画像：正極材）	リチウムイオン二次電池の性能に大きく寄与する正極材とその元になる前駆体。本製品を用いた車載電池を搭載したハイブリッド車などの普及拡大に伴うGHG排出量削減に貢献
非塗装エアバッグカバー用TPE	外観品質に極めて優れるポリオレフィン系熱可塑性エラストマー（TPE）。意匠面の塗装工程を省略できることから、揮発性有機化合物（VOC）やCO2の削減に貢献
建材向け「ヒートレージ®」、繊維製品向け「コンフォーマ®」	特定温度域で熱の出し入れをするように設計された樹脂製蓄熱材。建材や繊維製品などへ応用することで、室内や寝床内、衣服内を適切な温度に保ち、環境負荷低減に寄与

　

以上

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