CDPによる気候変動および水セキュリティ対応調査において最高評価を獲得

2021年12月08日

住友化学は、このたび、気候変動および水セキュリティ対応において、目標設定、行動、透明性の点で特に優れた活動を行っている企業として、CDPにより「気候変動Aリスト2021」と「水セキュリティAリスト2021」に選定されました。最高評価であるAリストへの選定は、気候変動は4年連続、水セキュリティは2年連続となります。

CDPは、企業や政府などによる温室効果ガス（GHG）排出削減や水資源管理、森林保全を促進している国際NGOで、2000年に設立されました。世界の機関投資家を代表して、主要企業の環境分野に関する取り組みの情報を収集し、評価しています。今回、CDPに環境情報を開示した約13,000社のうち、気候変動および水セキュリティの両方で最高評価を獲得したのは世界で54社、そのうち日本企業は18社です。

住友化学は、環境負荷低減への貢献を経営として取り組む重要課題（マテリアリティ）の一つと位置付けており、気候変動対応では、GHG排出削減に向けた工場の燃料転換や、購入電力の再生可能エネルギー化などの取り組みに注力しています。18年10月にScience Based Targets（SBT）^※イニシアチブによる認定を取得したGHG排出削減目標については、現在、目標値の引き上げを検討しており、21年内に公表予定です。水セキュリティ対応では、各生産拠点において水リスク評価を実施の上、水使用量削減の取り組み強化に努めています。また、主要サプライヤー向けに、水リスク対応や生物多様性保全の重要性について説明を行い、サプライヤーエンゲージメントを推進しています。

住友化学は、今回の評価結果を励みとして、引き続き、グループを挙げてサステナビリティ推進の取り組みを一層強化するとともに、事業を通じてサステナブルな社会の実現に貢献することで自らの持続的な成長を実現し、ステークホルダーの皆さまの期待に応えてまいります。

※パリ協定を実現するため、企業が気候科学に基づき設定した高水準なGHG排出削減目標

以上

代表取締役社長 社長執行役員 岩田 圭一からのメッセージ

「CDPよりAリスト企業に認定されたことを受けて」（2022年1月19日掲載）

※本動画は、LinkedIn住友化学公式アカウントにも掲載予定です。
　LinkedIn住友化学公式アカウント（英語のみ）

お問い合わせ

住友化学株式会社
コーポレートコミュニケーション部
https://www.sumitomo-chem.co.jp/contact/public/