構造改革を加速
～聖域なき変革へ、部門横断のプロジェクトチームを設置～

2023年12月01日

住友化学は、抜本的な構造改革を含む次期中期経営計画（2025～27年度）の策定・推進を加速するため、経営会議の下部組織として、「構造改革クロスファンクショナルチーム」を2023年12月1日付で設置しました。

住友化学は、現在、創業以来の極めて厳しい事業環境に直面し、全社で強い危機感をもって、短期・中長期の両面で業績改善を推進しています。24年度の確実なＶ字回復と、構造改革の基盤となる財務体質強化を目指した「短期集中業績改善策」を迅速に実行するとともに、さらなる改善策の積み上げにも取り組んでいます。また、こうした短期的な取り組みと並行して、次の世代にも存在感のある企業への変革を図るための「抜本的構造改革」にも着手しています。

今回設置したクロスファンクショナルチームは、社長をリーダーとして、事業部門やコーポレート部門という組織の枠組みを越えた全社横断的なメンバーで編成され、短期集中業績改善策のアクセル、そして「新生スペシャリティケミカル企業」を目指す第一歩となる次期中期経営計画策定・推進のエンジンとしての役割を果たします。具体的には、従来の成長モデルや事業部門の枠にとらわれない、聖域のない議論を通じて、事業最適から全社最適への視点で、もう一段の事業再構築と新たな成長ドライバーを見極め、スピード感をもって実行プランへと結実させていくことをミッションとします。
なお、これらの取り組みを通じて検討された施策は経営会議に答申され、取締役会の審議を経て、新中期経営計画として2024年度央に公表する予定です。

住友化学は、これからも、ステークホルダーの皆さまからの信頼と期待に応えるべく、全社一丸となって変革に取り組んでまいります。

以上

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