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2. Ni触媒による鈴木-宮浦カップリング反応

Ni触媒による鈴木-宮浦カップリング反応の利点
  • Ni(COD)2のような0価、あるいはより安価で使いやすい2価ニッケル触媒を使用できます。
  • Ni 触媒の高い反応性を利用することにより、よりマイルドな条件で反応を行えます。そのため熱的に不安定な化合物に対しても反応を行うことが可能です。また、ラセミ化しやすい化合物でも光学純度を損なうことがありません。
  • 塩化物、トシレート、メシレートといった安価な脱離基が使用できます。(Pd触媒では反応性乏しく利用困難)
  • 反応生成物からのNi除去は非常に簡単です。特別な精製を行うことなく残留金属問題の解決策を提供します。
Ni触媒による鈴木-宮浦カップリング反応

  • 反応基質上に無保護のアミノ基があっても反応進行します。
  • Buchwaldタイプのアミノ化は進行しません。
  • 反応生成物中の残留Niの心配がありません。
鈴木-宮浦カップリング反応における住友化学の強み
  • 迅速な反応系スクリーニングによりお客様の化合物に最適な触媒系をいち早く見つけ出します。
    • Metal species (Ni, Pd)
    • Ligands
    • Base
  • Ni(COD)2, Pd(PPh3)4 等の空気に敏感な触媒を製造・取り扱う技術を有しております。
  • ボロン酸、ボロン酸エステル類の製造経験も豊富で独自の技術・ノウハウを所有しています。ボロン酸類の製造もまとめて行うことでお客様の鈴木カップリングに関わるサプライチェーンを簡単に致します。

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