「ケミカルマテリアルJapan2024」出展のお知らせ
2024年11月15日
住友化学は、化学工業日報社が主催する、化学企業および周辺産業が一堂に会する化学の総合展示会「ケミカルマテリアルJapan2024」に出展いたします。今回は、当社グループが目指す2050年カーボンニュートラルに貢献する独自の製品・技術を展示します。是非ご来場いただき、当社の製品・技術をご覧ください。
※展示会への入場には、下記URLからの事前登録が必要です。
https://f-vr.jp/cmj/jizen/
1.展示会概要
「ケミカルマテリアルJapan2024」
会 期: 2024年11月21日(木)~22日(金)
10:00~17:00
場 所: 東京ビッグサイト 南展示棟 ホール1・2
ウェブサイト:https://www.chemmate.jp/
2.出展内容
① 資源活用プラットフォーム「Biondo」
当社が培った網羅分析技術とデータベースを基盤として、天然素材の売りたい人と買いたい人をつなげるプラットフォームです。売りたい人は、「成分分析・レポート」により素材に隠された複数の価値を発見できます。買いたい人は、「素材検索データベース」から機能性成分と紐づけて素材を検索でき、「取引先開拓」により売りたい人とコンタクトできます。
ウェブサイト
② 廻(めぐ)る炭素のストーリー
当社が考えるバイオマス、廃プラスチック、CO2などを原料とする炭素資源循環システムについて、ジオラマを使ってご説明します。本循環システムを回すためのキーになる当社技術もご紹介します。
ウェブサイト
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バイオマス
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廃プラスチック
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プラスチック製品
・廃プラスチックの各種リサイクル技術と製品をご紹介します。
製品名 |
リサイクル技術 |
備考 |
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ノーブレン® Meguri®
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ポリプロピレンのマテリアルリサイクル |
静脈産業との連携による高品質な再生プラスチックの安定供給。 |
スミペックス® Meguri® |
アクリル樹脂のケミカルリサイクル |
ドロップインリサイクル(既存の設備そのままに、素材をリサイクル材に置き換え)を実現。 |
バイオマス、廃プラスチック、CO2以外の炭素源からも、プラスチックを生産する技術を開発中です。回収メタンから生まれる樹脂を使用することで、GHG排出削減に貢献する技術もご紹介します。
2022年5月31日リリース「住友化学とニューライトテクノロジーズ社、微生物によって生産されるカーボンネガティブな樹脂を用いた自動車・繊維向け材料の共同開発に着手」
③ 温調樹脂「コンフォーマ®、ヒートレージ®」
20~35℃の温度域で、温度調節機能を有する樹脂です。衣服・寝具などに応用することで、暑い時は吸熱し、寒い時は放熱し、快適な温度をより長時間の保持ができるので、家庭内のエアコン負荷低減が期待できます。
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④ 超高純度アルミニウム SUPRAL®
超高純度アルミニウムは高い耐食性と優れた電気・熱伝導性を有し、材料の長寿命化や省エネ効果が期待できます。当社は、最高99.9999%(6N)の超高純度アルミニウムの量産が可能です。
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⑤ GaN基板・エピウエハ
次世代パワーデバイスや光・電子デバイス用半導体材料として期待される高品質GaN基板や高純度GaNエピタキシャルウエハを提供します。GaNパワーデバイスは、データセンターにおけるサーバー電力の省エネルギー化や、電気自動車(EV)の航続距離を伸ばすためのバッテリー電力変換効率向上などを実現し、環境負荷低減への貢献が期待できます。
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⑥ 製品カーボンフットプリント(CFP)算定システム「CFP-TOMO®」
住友化学は、製品ライフサイクルの各過程で排出されたGHG排出量をCO2排出量に換算して表すCFPを、簡易かつ効率的に算定できるシステム「CFP-TOMO®」*を自社開発し、他社に広く無償で提供しています。
*「CFP-TOMO®」は、公益社団法人新化学技術推進協会の第23回グリーン・サステナビリティ ケミストリー賞の経済産業大臣賞と環境大臣賞を受賞しています。
製品カーボンフットプリント(CFP)算定ツール CFP-TOMO®
以上
お問い合わせ
住友化学株式会社
コーポレートコミュニケーション部
https://www.sumitomo-chem.co.jp/contact/public/